「悪筆」のUnicode(ユニコード)文字とURLエンコード 0g0.org

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数値文字参照(10進数) :
悪筆

数値文字参照(16進数) :
悪筆

悪筆の説明

日本語名詞悪筆（あくひつ）下手な字。また、字が下手なこと。彼は、そう得々と哄笑しながら、最初の一葉に、金二万円也と、小学校の四五年生位の悪筆で、その癖溌剌と筆太に書いた。（菊池寛『真珠夫人』）発音(?) あ↗くひつ関連語対義語: 達筆、能書、能筆

悪筆（あくひつ）とは、一見読めないような書き物、あるいはその書き手の下手さを指す。その書き手のことを悪筆家ということもある。多くの場合、書いた人自身にしか読めない。暗号とは別物である。暗号は読めないことを目的として通常でない表記法を取るのに対して、悪筆は通常の表記法を用いているのに読めない、あるいは読みにくいものを指す。読めない原因としては、「字が下手であること」、「下手ではないにしろ個性的であること」が挙げられる。上手で流暢な場合（草書体など）には、素人には読めなくても専門家には読めるので、悪筆とは言わない。