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不逞鮮人

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不逞鮮人

不逞鮮人の説明

Japanese Pronunciation IPA(key): [ɸɯ̟ᵝte̞ːsẽ̞ɲ̟d͡ʑĩɴ] Noun 不(ふ)逞(てい)鮮(せん)人(じん) • (futei senjin) (historical, dated, ethnic slur) insubordinate Korean person; a Korean subject opposed to Japanese imperial rule [c. 1910 to 1945] しかし、次(つぎ)のような記(き)事(じ)もあった。「驚(おど)ろくべき不(ふ)逞(てい)鮮(せん)人(じん)の跋(ばっ)扈(こ)井(い)戸(ど)に猫(ネコ)イラズを投(とう)入(にゅう)し随(ずい)所(しょ)に放(ほう)火(か)　警(けい)官(かん)已(や)むなく是(ここ)を殺(さつ)害(がい)す八(はち)十(じゅう)名(めい)以(い)上(じょう)逮(たい)捕(ほ)せり」Shikashi, tsugi no yō na kiji mo atta. “Odoroku beki futei senjin no bakko ido ni neko irazu o tōnyū shi zuisho ni hōka keikan yamunaku koko o satsugai su hachijū-mei ijō taiho seri”But there were also reports such as the following: “Is it any surprise with disloyal Koreans throwing rat poison in wells and starting fires all over the place that police have recently had to arrest more than eighty murderers?” See also 怪(かい)鮮(せん)人(じん) (kaisenjin, “suspicious Korean person; Korean subject suspected of a crime”) 鮮(せん)人(じん) (senjin, “Korean person”, dated) 朝(ちょう)鮮(せん)人(じん) (chōsenjin, “Korean person”, contemporary) 在(ざい)日(にち) (zainichi, “(foreign person) resident in Japan”)

不逞鮮人(ふていせんじん)とは、韓国併合以降に日本・日本人・日本統治下で生活する一般朝鮮人に対する朝鮮人テロリスト、朝鮮独立運動家等を犯罪者的に批判した呼称。日本統治下における民族主義的な活動をしない「遵法的な朝鮮人」との比較用語として使われた。戦後でもGHQによる日本統治下に在日朝鮮人が起こした阪神教育闘争に参加した在日朝鮮人にも使われた。今村鞆によると、「排日鮮人」という語を韓国統監府の伊藤博文が嫌って公文書に表記することを禁止したため、警務局の誰かによって造られたという。 1919年の三・一独立運動以降、テロを行う朝鮮人が恐怖と不安の対象となり、「不逞鮮人」という表現が登場し、一時期は流行語にもなった。戦前の1921年や1923年には「怪鮮人」と共に新聞等でも公に使われていた。金富子によると、現代では差別語とみなされる。