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院政

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院政

院政の説明

日本語語源上皇や法皇の住居を指す「院」。発音東京式アクセントい↗んせー京阪式アクセント ↗いんせー名詞院政 (いんせい) 上皇などの立場で政治を行うこと。その政治体制。崇徳帝の朝廷と、鳥羽上皇の院政と、二つの政府の下に、まだ中流層といったような層はなく、貴族層と低い雑民層だけの二相社会があった。（吉川英治『随筆新平家』）〔1950年5月7日〕役職などを退いた者が、その役職などに現在いる者に大きな影響力をもったり、実権をもっていたりしていること。柴田梵天氏が依然として院政的なものをしいていくのではないかという危惧。（中西績介衆議院会議録情報第101回国会文教委員会第6号）〔1984年〕

院政（いんせい）は、上皇（太上天皇）又は法皇が天皇に代わり政務を行う政治形態のことである。「院」すなわち上皇の執政を常態とする政治形態。もうひとつの意味は（上皇の院政に喩えて）、現職を引退した人が引退後も実権を握っていること。