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逸する

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逸する

逸するの説明

日本語 動詞 逸する (いっする) (他動詞, 文章語) 〔ある領域や方向〕から外れる。 1915年、寺田寅彦「方則について」往々考えが形而上的に走り、罷り違えば誇大妄想狂となんら選む所のないような夢幻的の思索に陥って、いつの間にか科学の領域を逸する虞がある。 1935年、佐々木直次郎訳、スティーブンソン「宝島」突然、私の前にあるスクーナー船は激しく針路を逸して、多分二十度も曲った。するとほとんど同時に船中で叫び声が起り、続いて別の叫び声がした。 1989年、太田健一「脳細胞日記」常軌を逸した、けたたましい音で隼人はベッドから飛び起き、悪夢の緊迫がなお執拗に持続しているのをいぶかりながら頭が割れそうなのをこらえ、部屋中到る所に隠された十個の目覚し時計を一つずつ見出してはベルを消していった。 (他動詞, 文章語) 〔貴重なものや価値あるもの〕を手に入れ損ねる。取りこぼす。 1934年、倉田百三「愛の問題(夫婦愛)」色情めいた恋愛の陶酔は数経験するであろうが、深みと質とにおいて、より貴重なものを経験せずに逸するなら、賢く生きたともいえまい。 1940年、海野十三「地球要塞」“〔…〕提督のために、私は、ちょっとした魔術をごらんに入れる。早く見られよ。さもないと、肝腎のいい場面を逸するであろう” 1952年、中谷宇吉郎「大雪山二題」洞穴の実験室の外では、望みどおりの雪が盛んに降っている。この機会を逸すると、又次の理想的な雪の日までには、何日待たなければならないかもしれない。 (他動詞, 文章語) 〔視線〕を逸らす。 1925年、宮本百合子「或る日」さほ子は、良人の顔を見た。彼は目を逸し、当惑らしく耳の裏をかいた。 1960年、外村繁「落日の光景」私は視線を逸していう。「乳癌なんです」「そうですか。とてもお元気そうですのにね」 (他動詞, 文章語) 〔対する相手〕を逃がす。取り逃がす。 1931年、吉川英治「牢獄の花嫁」のっそりとそこにはいって来たのは、眉深な黒の頭巾に、黒の羽織、すべて黒ずくめに装った色の白い武士である。まさしく、加山と波越が増上寺で逸した、唖男の連れだというあの武士にちがいない。 1941年、室生犀星「姫たちばな」右左に別れた二人を見たときにも、基経はいずれも鶫を逸するであろうと、鶫の囀りのはたと歇んだときにそう思った。だが、その瞬間には鶫はもう射止められたのだ。 活用 註

Unicode検索結果 - 逸する

数値文字参照

逸 逸

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%E9%80%B8

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%B0%EF

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%88%ED

ユニコード名

CJK UNIFIED IDEOGRAPH-9038

一般カテゴリ-

Letter, Other(文字,その他)

数値文字参照

す す

URLエンコード(UTF-8)

%E3%81%99

URLエンコード(EUC-JP)

%A4%B9

URLエンコード(SHIFT_JIS)

%82%B7

ユニコード名

HIRAGANA LETTER SU

一般カテゴリ-

Letter, Other(文字,その他)

数値文字参照

る る

URLエンコード(UTF-8)

%E3%82%8B

URLエンコード(EUC-JP)

%A4%EB

URLエンコード(SHIFT_JIS)

%82%E9

ユニコード名

HIRAGANA LETTER RU

一般カテゴリ-

Letter, Other(文字,その他)