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確信犯

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確信犯

確信犯の説明

日本語 名詞 確 信 犯（かくしんはん） 政治・宗教上のものなど、自らの行為が正しいとの信念のもとに行われる犯罪。また、その犯人。 収賄などという犯罪と、政治上の確信犯とでは、少くともこの位の社会的待遇の相違があるのは、当然だと一応私はそう思うのであるが［……］（戸坂潤「社会時評」）〔1933年〕 俗に、良くないことと自覚したうえであえて行う行為。また、それを行う人。故意犯。この用法は誤用とされることもある。 翻訳 ドイツ語:Überzeugungsverbrechen 註

確信犯（かくしんはん、独: Überzeugungsverbrechen - Überzeugungs：確信(による) Verbrechen：犯罪）とは、自分の道徳・宗教・政治・経済などの理念を確信して実行される犯罪である。言い換えると、己の信念に基づいて実行される犯罪である。行為者は「確信犯罪者」「確信犯罪人」（der Überzeugungsverbrecher）。ドイツの刑法学者グスタフ・ラートブルフの提唱による法律用語。義賊やテロリズムが代表例である。 現代では、原義から意味が変わり、「悪いこととわかっていながら、わざと行う発言や行為。また、それを行う人」「俗に、トラブルなどをひきおこす結果になるとわかっていて、何事かを行うこと。また、その人」「悪いことであるとわかっていながらなされる行為・犯罪又はその行為を行う人」という語彙として定着しつつあり、そのように使用されることが多い。これらの意味で使用する場合、法的には故意あるいは故意犯のほうが近い。

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