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尊王攘夷

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尊王攘夷

尊王攘夷の説明

日本語成句尊王攘夷 (そんのうじょうい) 王室を敬い、異民族を排撃するという中国伝統の思想。関連語尊皇攘夷中国語成句尊王攘夷(zūnwángrǎngyí) 王室を敬い、異民族を排撃するという中国伝統の思想。由来「尊王」と「攘夷」の複合。「尊王」も「攘夷（攘夷狄）」も春秋戦国時代には見られる熟語。これらを組み合わせた思想は、朱熹による。「齊桓公方存亡繼絕、救危扶傾。尊周室、攘夷狄、為陽穀之會、貫澤之盟、與諸侯方伐楚。」(劉向『新序』) 「尊周室、攘夷狄、皆所以正天下也。」(朱熹『論語集注』) 「管仲非不尊周攘夷、如何不是王道？」(『朱子語類』) 「齊桓公時、周室微弱、夷狄強大、桓公攘夷狄、尊王室」(『朱子語類』)

尊王攘夷（そんのうじょうい、尊皇攘夷）とは、君主を尊び外敵を斥けようとする思想である。江戸時代末期（幕末）の水戸学や国学に影響を受け、維新期に昂揚した政治スローガンを指している。