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ミエリン鞘

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ミエリン鞘

ミエリン鞘の説明

Japanese Pronunciation (Tokyo) ミエリ​ンしょー [mìéríꜜǹshòò] (Nakadaka – [3])IPA(key): [mʲie̞ɾʲĩɰ̃ɕo̞ː] Noun ミエリン鞘(しょう) • (mierin-shō) ←ミエリンせう (mierinseu)? (neuroanatomy) myelin sheath Synonyms 髄鞘(ずいしょう) (zuishō) References

髄鞘（ずいしょう、myelin sheath）は、神経科学において脊椎動物の多くの神経細胞（ニューロン）の軸索の周りに存在する絶縁性の脂質の層を指す。 おもにミエリンという脂質からなることからミエリン鞘とも言う。ミエリンの成分のひとつであるコレステロールに基づく絶縁性により神経パルスの伝導を高速にする機能がある。 髄鞘はグリア細胞の一種であるシュワン細胞とオリゴデンドロサイト (乏突起または稀突起グリア細胞、en:oligodendrocyte) からなり、神経細胞そのものの一部ではない。シュワン細胞は末梢神経系の神経細胞で、オリゴデンドロサイトは中枢神経系の神経細胞で髄鞘を形成する。 髄鞘中のミエリンによって顕微鏡像において見た目が相対的に白く見えるので、神経繊維が多く分布する大脳髄質や脊髄皮質などを白質と呼ぶ場合がある。

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