𫰷 U+2BC37 Unicode文字
Unicode
U+2BC37
𫰷
数値文字参照
𫰷 𫰷
URLエンコード(UTF-8)
%F0%AB%B0%B7
ユニコード名
CJK UNIFIED IDEOGRAPH-2BC37
一般カテゴリ－
Letter, Other（文字，その他）
Base64エンコード : 8Kuwtw==
「𫰷」に似ている意味の文字
𫰷の説明
漢字
𫰷
参考
Unihan数据：U+2BC37
编码[出典:Wiktionary]
𫰷の文字を使った例文
𫰷という文字は、中国語の漢字の中でも非常に珍しいものの1つであり、一部の研究者によっては「卍（まんじ）」とも呼ばれています。この文字がどのような意味や用途を持っているのか、知る人ぞ知るという感じがありますが、実は非常に面白い特徴を持っています。 まず、𫰷はもともと「万歳（ばんざい）」の略字として使用されていました。万歳とは、人々が祝いや喜びの気持ちを表すために、手を振って「万歳！」と叫ぶ習慣です。しかし、万歳を表す漢字にはいくつかのバリエーションがあり、その中でも特に美しく凛々しい印象を与えるのが、なんと言っても『𫰷』でしょう。 一方で、𫰷は現在では主に、仏教で用いられる印相（いんそう）の1つとして知られています。印相とは、手の形や指の動かし方によって表される意味を持つもので、仏教においては瞑想や祈りをする際に用いられます。その中でも、今回紹介する『瞻波印』という印相には、𫰷が用いられています。 瞻波印は、右手を指先を合わせて前に突き出し、左手を掌を上にしてその上にのせる形をとります。これは、水面に投げ込まれた小石が放つ波紋を見つめるような姿勢であり、仏教においては自分の内面を見つめるための瞑想の方法として用いられます。そして、この姿勢で唱えられる真言は、「ナモ 三宝 阿弥陀佛」となります。 最後に、もう1つの興味深い点として、𫰷がUnicodeに追加された経緯があげられます。Unicodeとは、文字コードの世界共通規格のことであり、各国の文字を統一的に扱うことができます。しかし、Unicodeには「特徴ある文字（特殊文字）」と呼ばれる、通常の文字にはない非常に珍しい文字が含まれています。その1つが、なんと『𫰷』なのです。 Unicodeにおいて、文字を追加するためには、その文字が広く使用されており、また、文化的、歴史的、学術的な価値を持っているということが求められます。そのため、なかなか新しい文字が追加されることはなく、2004年に『𫰷』が追加された際には、珍しい文字の1つであることが注目されました。 こうした点から、𫰷という文字には非常に興味深い背景や用途があります。一見、ただの「卍」に見えるかもしれませんが、実は仏教や文字コードの世界において、その存在感が示唆する何か大きなものを感じさせます。(この例文はAIにより作成されています。特定の文字を含む文章を出力していますが内容が正確でない場合があります。)