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小判

小判の説明

日本語 名詞 小判 (こばん) 江戸時代に流通した貨幣の一つで、楕円形の金貨。発行された時期によって大きさなど規格に差があったが、一枚で一両として扱われた。 紙や印刷物で判が小さいもの。 発音(?) 語義1(東京) こ​ばん [kóꜜbàǹ] (頭高型 – [1]) IPA(?): [ko̞bã̠ɴ]語義2(東京) こばん [kòbáń] (平板型 – [0]) IPA(?): [ko̞bã̠ɴ] 対義語 大判 派生語 小判形 コバンザメ

小判（こばん）とは、江戸時代に流通した金貨の一種である。 金座で用いられた公式な呼称は小判であり『三貨図彙』では「小判」と明記されているが、『金銀図録』および『大日本貨幣史』などの古銭書には小判金（こばんきん）という名称で収録されており、貨幣収集界では小判金の名称が広く用いられている。当時の文書には単に金と記されていることが多く、「金百両」などと表記された。 計数貨幣であるが量目（質量）および金品位が一定に定められており、金含有量が額面を決める秤量貨幣の発展形である。 共同体が定めた公式な貨幣ではなく、それを模した記念品やメダルを「小判」ということもある。小判の大きさはばらつきがあり、それを示すために「大きな小判」や「小さな小判」という表現がされるが、重言や排反では無い。

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