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大麻
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大麻
大麻の説明
日本語 名詞 大 麻(たいま) 伊勢神宮や各神社が授与する御札。 幣の敬称。 麻の別称。 麻からつくられる麻薬。マリファナ。 中国語 名詞 大 麻 (dàmá) (植物名)アサ。大麻草。 マリファナ。
大麻(たいま、cannabis)は、アサ(大麻草)の花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたもの。マリファナ(marijuana)とも。花から製造された(栽培種の花序からとった)ものをガンジャ(Ganja)、樹脂をハシシ(hashish)、チャラスと呼ぶ。吸食以外でも歴史としては古く、紀元前から用いられてきた。 含有される約60種類のカンナビノイド、特にテトラヒドロカンナビノール(THC)には薬理作用があり、その作用から抑制剤に分類されるが知覚変容の幻覚作用もある。効果としては幻覚剤とまではみなされなかったが、眠気を起こす作用、虚脱作用、興奮作用もあり、それらの目的としても用いられる。日本では大麻取締法における規制薬物だが、その扱いは国により異なる。嗜好品としてはウルグアイ、カナダ、米国の一部の州に限り合法である。医療大麻を認めている国は2021年時点で50カ国を超える。 日本では古くからしめ縄など麻繊維目的、お祓いの大麻(読み方:おおぬさ)など神事目的という吸引以外の目的に用いられてきた。日本では、戦後も繊維目的・神事目的農家のために使用罪を設けてこなかったが、大麻栽培許可を受けている農家への調査から成分が検出されず誤認逮捕が起きないことが判明したため、使用罪創設が検討されている。都道府県から許可を受けるとなれる大麻農家は、2020年代には神事目的のみ存在している。SNSと好奇心から検挙が若年層が占めてきている。国際的には、1912年の万国阿片条約を補足した1925年に大麻の流通や使用が初めて制限された。1961年、後続の麻薬に関する単一条約により前文に「麻薬の中毒(原文では中毒addiction(嗜癖)であり依存dependenceではない)が個人にとって重大な害悪であり」とし、医療や学術上の理由のない輸出入・流通・生産、所持が規制されるに至った。しかし、2016年より規制の格付けが科学的証拠に従っていないとして、世界保健機関(WHO)による証拠の見直しが進められ、一定の危険性と乱用性と共に医療価値が見出され、大麻関連の規制の降格が勧告された。痛み、てんかん、癌、AIDS、喘息、緑内障、睡眠障害、食欲増進など、様々な領域における医療利用についての研究があるとしている。2020年には麻薬委員会がまとめた各国投票を通じて「附表IV:最も危険で医療価値なし」という条約の分類から大麻が削除されることが決定された。
Unicode検索結果 - 大麻
数値文字参照
大 大
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ユニコード名
CJK UNIFIED IDEOGRAPH-5927
一般カテゴリ-
Letter, Other(文字,その他)
数値文字参照
麻 麻
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一般カテゴリ-
Letter, Other(文字,その他)