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分岐

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分岐

分岐の説明

日本語 名詞 分岐 (ぶんき) 一本だったものが、別々の方向へ向かって複数に分かれること。枝わかれ。 後に俳諧から分岐した雑俳の枝頭には川柳が芽を吹いた。（寺田寅彦『俳諧の本質的概論』）〔1932年〕 山峡にそって流れている太田川が、この街の入口のところで分岐すると、分岐の数は更に増え、街は三角洲の上に拡っている。（原民喜『壊滅の序曲』）〔1949年〕 突き当たりの前に、低いアーチ型の天井がついた廊下が分岐していて、実験室に至るのである。（アーサー・コナン・ドイル『緋のエチュード』）〔大久保ゆう訳2001年〕 (数学) 力学系における、パラメータ変化によって起こされる解の振る舞いの定性的変化。 類義語 語義1: 分枝、分離、分流 対義語 語義1: 合流、合体 複合語 語義1: 分岐器、分岐点 翻訳 語義1 英語: bifurcation, branching, ramification語義2 英語: bifurcation 動詞 註

分岐（ぶんき）、分岐点（ぶんきてん） 分かれること。分かれる地点。 河川 分流 合流 陸上交通 ジャンクション (道路) ジャンクション (鉄道) 複素解析における分岐切断は、多価関数を複素平面上で定義する場合に現れる。分岐切断の端点を分岐点と呼ぶ。 代数学、数論、代数幾何学、幾何学で使う分岐は、ほとんど全ての点では被覆空間が共通なファイバーを持つが、分岐点では被覆空間が退化するような構造を持つ。 分岐群 (数学) 付値の分岐理論 分岐学 分岐 (力学系) - 力学系における、パラメータ変化によって起こされる解の振る舞いの定性的変化。 分岐命令 - 機械語の命令の1つ。 コンピュータプログラムにおける条件分岐。制御構造を参照。 あるソフトウェア開発プロジェクトから分岐して、別のプロジェクトを作ること。フォーク (ソフトウェア開発)を参照。 分岐器 - 鉄道において、走行する車両を、2方向以上の異なる線路へ案内する仕組み。通称「ポイント」「転轍機」。 分岐器 - テレビのアンテナ線などの配線において、信号の一部を分ける部品。 分岐点 (漫画) - 藤子・F・不二雄の短編作品 分岐点 (アルバム) - 吉岡秀隆のアルバム。

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